【活動報告】「狭山茶を使ったお茶育授業」戸田市立新曽小学校

活動報告 「狭山茶を使ったお茶育授業」戸田市立新曽小学校

〈日時〉10月4日(金) 2・3・4時間目 延べ112名

〈内容〉狭山茶を使ったお茶育授業⑧ 戸田市立新曽小学校 5年生1組38名2組36名3組38名

〈メンバー〉横田、出川、中村、野口

戸田市という水に恵まれた土地で古くは「戸田の渡し」があり、現在では市でペットボトル水「戸田の未来」を販売など水と共に育まれた生活の中での、「狭山茶」とお水との関係性を更に知ってもらい美味しく飲んで頂きたいという想いと、ご担当の栄養教諭平島先生から「美味しいお茶を児童に飲ませたい」という先生の想いを中心に授業構成しました。

授業の始まりは「人と水」と同じように「お茶と水」はとても大切な相性である事を伝えました。又、「美味しいお茶を淹れる」観点から90℃の湯温と70℃の湯温ではカテキン・カフェイン・テアニンの主な成分の煎液中の含有量が違う事など図で説明し人が美味しいと感じる味わいも人さまざまなことから、湯温の違いで飲む人の好みのバランスで淹れられる事も伝え児童に目で見た図と、授業後半で行うお茶の淹れ方で一人一人が実践した時に感じる味わいで理解してもらいました。

授業後半では埼玉県の地図でお茶の主な生産地を確認し、茶器の説明、お茶の淹れ方を伝えました。茶器の名前を児童の皆さんに一つ一つ聞いて認知度を確認した所、急須はほぼ全員知っており茶托も一人二人はおりましたが、湯冷まし、湯飲み茶碗はほとんどおりませんでした。ご家庭では、急須で淹れたお茶を安全に飲む為に取っ手付きのカップ等で飲んでいるのではないかと推察します。

お茶も煎の違いで好みがわかれましたが、皆さん三煎とも飲み干し、湯こぼしに残りはあまりなかったようですし、口々に美味しいという意見が多かったのでお茶の量や、淹れ方指導の通りに淹れられたと感じました。スタッフの手際の良さや児童に対する声かけも児童の皆さんに届いていたように思いました。先生方にも搬入搬出を手伝って頂きタイムスケジュール通りに終えられました。狭山茶はどこで買えますか、などの質問もいただきお茶に関心を持って授業に臨んでもらえたことに嬉しく思いました。

(文責 野口 写真 横田・野口)

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