活動報告「県産茶を通じたお茶育授業2018」
⑨9/25(火)埼玉県立特別支援学校坂戸ろう学園
対象:4.5.6年生 計14人
授業内容:「狭山茶について」「3種飲み比べ」「淹れ方」
活用科目:家庭科
担当チーフ・講師:今井
スタッフ:西澤(陽子)、松下
昨年も希望を出して頂いていたのに伺えなかったので、双方にとって待望の授業でした。
通常3人で実習のところ、コミュニケーションを取りやすいように2人組にしたり、先生からのご要望で「きゅうす」とみんなで発音してみたりと、工夫を凝らした授業構成を考えて臨みました。
手話専門の逐次通訳の先生に入って頂き、丁寧に通訳いただき大変助かりましたし、総勢9名体制でサポート下さった先生方の、耳の不自由な子供達への接し方や対応は大変勉強になりました。
終わってみれば全く足りていなかった私の配慮と準備不足のせいで、淹れ方の実習が結局一煎のみしかできず、授業時間も押してしまい大変残念でしたが、お互いに相手をおもいやりながら上手にコミュニケーションをとって実習をすすめる子供達の姿に、今年は伺えてよかった、と思えました。
今回、「自己紹介」や「日本茶」をはじめいくつかの手話も覚えることが出来ました。
折角の授業、「感動してもらいたい!」という気持ちが先走り、結果、授業内容を欲張りすぎた、と講師としては反省しきりの回となってしまいましたが、また次回機会を頂けたなら、今回の反省を元にさらにもっとここの児童達に寄り添った授業にしたい、と強く思います。
手話を再勉強して臨んで下さったスタッフの松下さん、いつもにこやかにサポートして下さるベテランの西澤さんに、不安のあった授業にも関わらず優しくしっかりと支えて頂き感謝しています。お疲れ様でした。
(文責:今井 写真:松下)