活動報告「県産茶を通じたお茶育授業2018」 ⑦9/6(木)久喜市立菖蒲東小学校

活動報告「県産茶を通じたお茶育授業2018」
⑦9/6(木)久喜市立菖蒲東小学校

対象:5、6年生各1クラス 計60人
各授業内容:前半45分「狭山茶について」「淹れ方」
後半45分「茶種」「9種飲み比べ」
活用科目:家庭科
淹れ方講師:今井
茶種講師:横田(貴)
スタッフ:宮本(美)、小出

2学期最初の授業は、今年度初めての90分授業。
抹茶を含めた色々なお茶を飲ませたい、茶に興味をもつきっかけとなる授業に、という学校からの要望がありました。
6年生、5年生、それぞれ1クラスずつ90分のボリュームの大きい授業、淹れ方と茶種の講義それぞれしっかりと時間が取ることが出来ました。
家庭での急須の保有率が少ないこともあってか、授業後の確認クイズでは、6年生が「今後も家で実践したい」人数の合計が少ない結果となっていたのが残念でしたが、自分たちの住む埼玉県でこんなにもいろいろの、たくさんのお茶が作られている、ということはきちんと理解してもらえたようです。
今回、茶種の講師は、この事業参加は初回となる茶業者の横田さんが行いました。
5年生の児童から、「接ぎ木でも増やせるか」「葉の枝が一部茶色くなっているのはなぜか」などの質問にも、生産者ならではのしっかりとした、それでいて子供にもわかりやすい回答をされていて頼もしく思いました。(今井)

<横田講師のコメント>
私は後半の講座を受け持ちました。
ペットボトルなどでお茶を飲む経験は有る子供達でしたが、授業の前半に飲んだ急須で淹れるお茶や、後半に体験した茎茶、粉茶等の茶種別の試飲はほとんどの子にとっては未知の世界だったようです。
試飲した後、好きな茶種のアンケートを取ったところ、茎茶や玄米茶を「美味しい」と言ってくれる子供達が多く、煎茶以外でも自分の好みのお茶を探して貰うことが、お茶に慣れ親しんでもらえるための重要な一歩になるのではないか?と、逆に考えさせられることが多い講義となりました。

参考:飲み比べにて好きなお茶
(6年)煎0、茎2、粉0、焙1、玄12、粉末0、抹8、烏2、紅2
(5年)煎0、茎8、粉0、焙3、玄6、 粉末2、抹4、烏7、紅4

 

(写真:宮本)

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