活動報告:「第3回 狭山茶まつり 和のおもてなし」
日時:2015年11月14日(土)11時~16時
(前日・当日の準備・片づけに+4時間)
場所:福丸珈琲・まめぼん亭
スタッフ:インストラクター10名+ハーブ講師1名+ボランティアスタッフ2名
参加者:約50名さま
【イベントの主旨】
ペットボトルのお茶の消費が増える中、リーフの日本茶をじっくり味わう機会が減少しています。そんな中、埼玉県の日本茶「狭山茶」を通じて「和のおもてなし」をするイベントを企画しました。
【イベントの内容】
・インストラクター担当:
・狭山煎茶の淹れ方講座
・狭山紅茶の淹れ方講座
・ホットプレートでの手もみ茶づくり体験
・ほうじ茶づくり体験・狭山茶カフェ
・ハーブ講師(ハーバルモモ)担当:ハーブ&狭山茶のコラボ講座
【感想】
3回目の今回は狭山茶の講座・体験・カフェと狭山茶づくしの内容としました。イベントはじめはお客様がまとめていらっしゃいましたが、ほとんどお客様がいらっしゃらない時間帯もあり、合計でお客様は約50名様と、こじんまりとしたイベントになりました。
当日イベントがはじまる前。狭山煎茶の淹れ方講座用に、お茶屋さんに提供していただいた試飲用の中から<100g1000円>のものを試飲する時間をとりました。
雨にもかかわらず来ていただいたお客様は熱心な方が多いという印象でした。講座を2つかけもちする方、試飲販売で飲みながら熱心に説明を聞く方、狭山茶カフェでゆっくりされる方。それぞれの楽しみ方をされていました。
お茶屋さんがいろいろなお茶を委託販売に出してくださったおかげで、お客様に「狭山茶って、いろいろあるのね!」と言っていただけました。
お茶を冷まして淹れると「甘味」を感じることができるということに驚かれる方、埼玉の紅茶は外国産の紅茶と比べて渋味が少ないのねという方、初めて荒茶を飲んで「荒茶って美味しい!」という方。
お客様と狭山茶の出会いの場所にしたいという目的がありましたが、お客さまに良い印象を持っていただけたことと思われます。
たとえばホットプレートでの手もみ茶づくり体験:蒸してから冷凍した葉が煎茶になっていく様子を、「手の色が変わる〜!」「なんだか変わってきたわね」などと言いながら、楽しそうにされていました。「今回は1時間ですが、通常は5時間とか7時間かかるのですよ」という説明を聞いたお客さまは驚かれていました。
狭山茶カフェ:狭山茶スィーツとともに、狭山茶をゆったりとお楽しみいただけました。帰りがけに、「美味しかったよ!」とお声かけていただいたりもしました。
スタッフからも「熱心なお客さまが多く、しっかり説明を聞いてくださるので、とても楽しかった」という感想をいただきました。
問題点:
お客さまに来ていただくための宣伝活動が、まだまだ足りなかったと反省しています。
試飲販売する一覧表を、当日渡しではなくもっと前に渡しておけばイメージもつかみやすかった。
休憩時間等、はっきり決めていなかったため、決めておいたほうが良かった。
支部からのレンタル品を主催者側が前日あけておきましたが、当日スタッフ全員でやったほうが、しまう時に楽だった。
など、主催側の落ち度もありご迷惑をおかけしましたが、無事に終了することができました。
委託販売にお茶を出してくださったお茶屋さま。新井園本店さま・心向樹さま・奈賀園さま・長峰園さま・備前屋さま・横田園さま(名前順)。また、ホットプレートで手もみ茶用に冷凍葉を用意してご提供くださった奥富園さま。安藤支部長をはじめ、ご協力いただいた支部のみなさま。スタッフとして一緒に動いてくださったインストラクターのみなさま。ありがとうございました。
(報告:文・二宮。写真:龍・秋元)