新座市立石神小学校出前授業 活動報告
日時:平成29年2月8日(水)、9日(木) 各日11時~14時半
場所:新座市立石神小学校和室
対象:小学校6年生(36名×2クラス)
スタッフ人員:1日目2名、2日目3名、のべ5名
チーフ:奥富、今井
ここ毎年ご依頼を頂く石神小学校給食時間での出前授業も今年で四回目を数えます。
今年度は、6年生2クラスを二日間に亘り行いました。
今回の対象児童達は、二年前の4年生の時に一度この講座を体験しているので、最初の淹れ方説明は子供達がどの程度覚えているか復習を交えながら進めました。
道具の確認場面では、「急須」の呼び名は覚えていても「コップ」や「コースター」の声が未だに聞かれ、今日はまた二年ぶりにお茶を淹れるのだろうと想像できるような子もいれば、湯冷ましの大切さや廻し注ぎまでしっかりと覚えていてくれた子もいて嬉しくなりました。
短時間でのお茶の講話は二年前とは変えて少し踏み込んだ内容とし、煎茶以外の食事時におすすめの茶種や茶のことわざを紹介。
また、生産家でもある講師が持参した新緑の茶畑の風景写真を紹介した場面では、子供達から「わー、きれい!本物見たいな」という声もあがっていました。
班に分かれての実習は男子生徒達の積極さも目立ち、中には四煎目まで淹れる班もあった程です。みんな良い手つきで淹れていて成果を感じました。
短時間集中勝負のこの活動の中で、時間配分、指導方法、新人教育を含めての人員配置、費用など、さらなる見直しや反省すべき新たな課題も見えてきましたが、前回と同じスタッフを覚えていてくれて親しみを持って接してくれる子供達の姿を今回見て、回数を重ねて同じ場で活動出来ることの喜びを感じるとともに、継続の必要性を実感しました。
和食給食が見直されている昨今、今後もこのような活動が継続され、実施校がますます増えていくことに期待したいです。
(文責・写真:今井)