【活動報告】アリットこどもお茶大学
報告 アリットこどもお茶大学
日時 ２０１５年７月３１日（金）１３時～１５時
場所 入間市博物館
参加者 子供１２名・大人１２名 合計２４名
東京では観測史上最長の猛暑日が始まったこの日、夏休み中の元気な小学生と親御さんが参加してくれました。
事前の申し込みでは、普段なかなか体験する機会のない仕上げということで、即日満席という好評ぶりでした。
当日は、まず「仕上げとは」の説明から始まり、次に２つのグループに分かれて仕上げ体験とお茶の淹れ方教室を交互に体験してもらうという流れで行われました。
初めの「仕上げとは」の説明の部分では少し退屈そうにしていた子供たちも、体を動かせる仕上げ体験では目を輝かせて取り組んでいました。
小さなホイロを使っての火入れでは、お茶の香りが変わっていくのが体感でき、とても楽しそうにお茶を混ぜていました。
また、お茶の淹れ方教室では普段飲むことのない芽茶・茎茶・粉茶を試飲してもらい、自分でブレンドも楽しんでもらいました。
今回は「仕上げ」というテーマで教室を行ったので、自分で本茶・出物に分ける体験と、分けた出物を自分で淹れて飲んでもらうという一連の流れもあり、子供たちも興味津々な様子で参加してくれました。
「自分でオリジナルブレンドのお茶を作れてよかったです。」
「ホイロは熱かったけど最初からホイロを使って緑茶を作ってみたいです。」
など子供たちから多くの感想をいただきました。
また親御さんの中には、「かつて静岡に住んでいましたが、今回のような講座はなく感動しました。」と嬉しい言葉もいただきました。
帰りには自分で火入れしたお茶を持って帰ってもらいましたが、今回をきっかけに、子供たち自身で家族にお茶を淹れる機会が増えてくれれば良いなと思いました。