活動報告「県産茶を通じたお茶育授業2018」
③7/3(火)三郷市立新和小学校
対象:5年生4クラス 159人
授業内容:「狭山茶について」「茶の種類」「淹れ方」
活用科目:家庭科
担当チーフ・講師:今井
スタッフ:早苗、野口、諸町
街開発が急速に進んでいる三郷中央駅から程近く、児童数がなんと1000人を超えるマンモス校での授業に出向いてきました。
三郷市が運動に力を入れているということもあってか、児童はみんな挨拶も返事も元気よく、動きもきびきびとして大変教育が行き届いている印象を受けました。
スタッフの野口さんが勤務先の茶園さんのご協力の元持参下さった生き生きとした茶の枝を、各班ごとに観察するところから授業をスタート。
枝の葉の香りを嗅いで「におわなーい」という児童に、「じゃあ緑茶の状態になるとどうしてよい香りがするのかな」と投げかけ、製造方法の話へと続けました。
学校の要望もあり、5種(緑茶、烏龍茶、紅茶、焙じ茶、抹茶)の資料茶を、見て、触って、嗅いで、色々なお茶がある事を体感してもらいました。
児童達の『話を聞く姿勢』が素晴らしく、淹れ方の説明をよく聞いてくれていたのが伺えるスムーズな実習となり、3煎目までは淹れられて楽しい実習時間となりました。
「カフェインはスポーツの前には効果的」と、運動大好きの児童の興味を引く話を授業最後に締めくくり、講師としても満足のいく4時間を終えられほっとしています。
猛暑日で家庭科室に冷房もなく、30度を超える暑さの中で申し訳ない、と色々ご配慮頂いた先生方と、汗だくになりながらもテキパキとスケジュール通りに動いてくれたスタッフに感謝です。
(文責・写真:今井)