活動報告「県産茶を通じたお茶育授業2018」
⑳2/28(木)上尾市立東小学校
対象:5年生4クラス 計126人(欠8)
授業内容:「狭山茶について」「3種茶の飲み比べ」「淹れ方」
活用科目:家庭科
担当チーフ・講師:今井
スタッフ:中(竜)、早苗、出川
2年間実施してきた県事業のお茶育授業。締めくくりの最終日は朝から雨の降る肌寒い一日でした。
5年生4クラスの担任の先生方は全員男性で、珍しいな、と思いましたが、この日は茶器を最大数持っていっていたので、男性パワーで搬出入を迅速に手伝って下さり大変助かりました。
4クラス立て続けの授業でしたが、児童は皆「聞く姿勢」がとても素晴らしく、細かな説明もしっかりこちらを見て聞いてくれていて、授業はとてもスムーズに進みました。
特に淹れ方実習は、手順の説明をよく聞いていただけあって、こちらは簡単なフォローをするだけで済み感心しました。
緑茶、烏龍茶、紅茶の飲み比べは、最後に好みを挙手にて簡単に聞いたところ、どれもほぼ1/3ずつに分かれたので、茶は嗜好品であること、相手の好みの茶を淹れるのもおもてなしであり楽しみの一つ、という説明に繋げました。
4月からは6年生。どんどん大人に近づいていく子供達が、今回の体験を活かし、「おもてなしの心」を忘れずに、「急須で淹れる文化」を繋げていって欲しいと強く思います。県産茶『狭山茶』飲んでね。
素晴らしい児童達と、先生方のたくさんのご協力の元、40校回ってきた今事業の「総仕上げ」にふさわしい授業内容で終えられましたことに感謝いたします。ありがとうございました。
(文責:今井 写真:早苗)