【活動報告】品種茶研修

タイトル  品種茶研修
日時    平成27年11月7日(日)13時30分~16時30分(受付13時15分~)
場所    与野本町コミュニティーセンター」第5会議室
参加者   40名(内スタッフ6名)

秋も深まりお茶業界も各地でイベントが行われている中、埼玉県支部では品種茶研修を開催しました。
今注目を集め始めている「品種茶」という事もあり、当支部メンバーだけでなく栃木県や神奈川、千葉、東京と関東圏の多くの支部から大勢の方にご参加いただき、会場も熱気に包まれました。

当日は座学、試飲、グループワーク、発表の順です。
座学では品種についての基本的な知識と国内の栽培状況や育種状況。そして非常にコアな今後の展望など、多岐に渡って学びました。
皆さん非常に熱心に講師の話に耳を傾け、ノートにペンを走らせている光景が印象的でした。

メインイベントの試飲では、品種数として20品種、さらにその内の10品種については蒸し度別に2種類ご用意。
トータルで30種のお茶を飲み比べて頂きました。
おそらくお茶屋さんでもこんなに多くの品種を飲み比べることはないのではないでしょうか。

写真1 写真2

試飲後は4人程度のグループに分かれて、茶業と品種についての3課題に対しての討議と全体発表を行いましたが
皆さん活発な議論を展開し、消費者受け入れられるPR方法やインストラクターの役割について等、的確な意見が多数提案されました。
これからの茶業界へ対しての熱い思いが随所に感じられ、他のインストラクターの考えを聞く貴重な機会になったとの意見を多数いただきました。

参加者の皆さんから頂いたアンケート結果につきまして、主だった意見は以下にご紹介します。
・知っている品種数(研修前):平均 17品種
・飲んだことのある品種数(研修前):平均 11品種
・(研修後)「好みor面白いと思った品種」:ゆめわかば、そうふう、香駿、おくはるか、はるみどり、サンルージュ等特長の強い品種が多かった一方、「やぶきた」を推す意見もありました。また「きらり31」など新品種も好評でした。
・(研修後)品種を茶購入の判断基準にするか:する=64% どちらでもない=27% しない=9%
・(研修後)品種茶研修に今後も参加したいか:する=100% しない=0%
・参加者の感想(良い点):

飲んだことのない品種が試飲できてよかった。たくさんの品種が飲めて勉強になった。
蒸し度の違いが比較できたのは大変有意義だった。
座学の品種について学べてよかった。今後、品種について勉強したいと思う。
他支部との交流が出来たことが良かった。

(改善点):

品種数が多く大変だった。少ない品種数でじっくりやりたい。
時間配分をもっと工夫して欲しい。

・品種ランキング 表参照

品種茶研修 報告 ランキング表(Excelファイル)

今回の研修は人数も内容も盛り沢山で行った事もあり、運営側の至らない部分も多々御座いました。
ご参加いただいた皆様のご協力に感謝すると共に、今後に向けて改善を図ってまいります。
大変嬉しい事に、次回の開催を希望する声を多く頂きましたので、品種数とテーマを絞って(各産地別の品種や、「香気」系品種研修など)行いたいと思います。

最後になりますが、本研修が皆様のインストラクター活動に役立てていただければ幸いです。

 (写真:今井 阿部 文責:川口)

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