(株)備前屋さん見学研修会 報告
日時:2018年7月7日(土)13時-16時40分
場所:(株)備前屋 (埼玉県日高市高萩133)
参加費:1000円
参加者:16名(埼玉9(役員含む) 茨城1 東京3 千葉2 神奈川1)
内容
1、各種のお茶を飲みながらのレクチャー
始めに会社の概要のお話があり、香気に注目しての商品づくりが特徴であることがわかりました。次にその香気の作り方である、萎凋についての製法、釜炒り茶の製法などをレジメに基づいてお話をいただきながら、同時に水出しの白茶、萎凋した煎茶、同じ品種での釜炒り茶を試飲して製造行程と品種による香りの違いを体験しました。狭山茶のおける品種の開発についての話もあり、長い歴史の中に香りのお茶が息づいていたのだということがわかりました。
2、工場見学
実際はどのような機械・道具でつくっているのか、工場を見せていただきました。
問屋としての仕上げ工程、釜炒り茶製造の工程と大きく2つがあり、2つの班にわかれて、説明をうけました。機械を実際に動かしてくださったり、丁寧なわかりやすい説明で、初めて工場を見たという参加者にもよく理解できました。
3、店舗
実際販売している商品をみせていただきました。
4、茶畑見学
店舗工場から500mほどのところにある茶園に車で乗り合わせて向かいました。
雑木林が天然の被せになることや、たい肥が豊富でなることなどの環境条件の話や、実際に品種の違いを畑で比べることができました。
●まとめ
講義を聞いて実際に味わい、それを製造した工場、原料のお茶の葉と順に見学したので、理解が深まり、より興味を引き、内容の濃い研修となりました。
参加者からは、期待以上の内容で、大変勉強になった、社長の深い知識と情熱、お茶に対する愛情に感動した。狭山のお茶の特徴をどう活かすかを深く考えて取り組んでいるところが印象的といった感想をいただき大好評のうちに終了となりました。
ご多忙の中、清水社長をはじめ、備前屋の皆様、ありがとうございました。
(文責 安藤 / 写真 諸町 安藤)