活動報告「県産茶を通じたお茶育授業」
③6/1所沢市立富岡小学校
対象:3年生2クラス54人 (総合学習)
授業内容:「お茶ってなぁに」「お茶を使った料理」【煎茶入り和風クレープ、(煎茶シロップ)、冷茶】
担当チーフ:安藤
スタッフ:今井、上田
「お茶殻ではなく、お茶そのものを使ってお茶が食べられることを体験してもらいたい。」という学校の要望で、販売されているお茶の葉をそのままを使い、和食からの観点から米粉を利用して、煎茶入り和食クレープを作りました。
お茶ってどんなものだろうから始まり、お茶の名前を聞く場面では、直ぐに「狭山茶」と元気のよい返事が返ってきました。
その後さっそく実習にうつります。ホットプレートを使い、各班で混ぜた材料をみんなで焼きます。室内にお茶の良い香りが漂い、児童たちもわくわく。
煎茶の浸出液で作ったシロップをこちらで用意しておき、それをクレープにかけて出来上がりです。
飲むほうでもお茶を味わってもらいたいと、こちらも事前に準備した冷茶と共に試食をしました。また、家でも作れるようにレシピを配布いたしました。
試食は大好評で、みんな皿をなめるように食べていて、「もっと食べたい」の声が上がりました。ある児童は「こんなに簡単に作れるならば家でも作ってみたい」と感想を書いてくれました。
まだ家庭科の授業もない3年生で、時間も限られた中での調理実習は難しいところもありますが、学校側の協力もあり無事終了できました。
楽しい、おいしい体験を通して、お茶の可能性を感じてもらえたと思います。
(文責:安藤、写真:今井)