英語で茶道を伝えよう (報告)
日時 2017年10月12日(土)14時~16時半
場所 ウエスタ川越活動室4
講師 福留美樹子(江戸千家茶の湯師範 山梨学院大学国際リベラルアーツ部言語学習センターアドバイザー)
参加費 1500円
参加者 14名(埼玉5/東京6/神奈川1/千葉1/東日本1)役員5名
午前中の雨で足元が悪い中、全員定刻前に揃い、時間丁度にはじまりました。
まず、茶の簡単な歴史と江戸千家の話がスライドを使っておこなわれました。
その次は、茶道の道具の英語、しぐさの英語、など先生の後について単語練習をいたしました。
いよいよ本題、盆略点前の手順(日本語)、同じものの英語の説明の後、実際に盆略点前をやってみました。
細かいところがわからないので、前に集まって先生のお点前を見学し、二人組になって実習を行いました。
本来、お点前をしながらしゃべることはないのだけれども、説明があると海外の方にもわかりやすいのでということで、英語で説明をしながらお点前の練習いたしました。
海外ではない道具もあるため、代用品の紹介もありました。
実際にお茶を点てながら、英語で説明したり、お菓子を食べたりと大忙しで、たくさんの情報があって、多少消化不良の面もありましたが、参加者それぞれに、なんらかのきっかけ作りになったように思われます。
各自いただいた資料を復習していただくとより自分のものにできると思います。
不足の道具分を参加者の方がおもちくださったり、先生のやさしい人柄や参加者の一生懸命に学ぶ姿勢によって、先生の本日のテーマでもあります和敬清寂にふさわしい温かい講座となりました。
(文責、写真 安藤)