【活動報告】「狭山茶を使ったお茶育授業」深谷市立深谷小学校
実施日:2019年6月13日(木)3・4・5時限目(延べ83名)
内容:狭山茶を使ったお茶育授業①深谷市立深谷小学校5年生3クラス
メンバー:西澤・吉坂・松下・野口
昨年度に引き続き授業の依頼をいただき訪問しました。
不発酵・半発酵・発酵の違いで同じお茶の葉から種類の違うお茶が出来る内容を本年度も盛り込んで欲しいという希望に沿って授業を進めていきました。フリップボードの絵で児童の皆さんに説明し、そのあと実際に審査茶碗とカップ網に入れた3種類のお茶の葉を観察、熱湯を注ぎ3種類それぞれのお茶の葉がどのように変化していくか、又水色はどう変化していくか、香りはどうかなど3つのグループに分かれてそれぞれの担当者が口々に児童に説明をし、観察を促していきます。児童も湯気で火傷をしないよう初めに注意を受けていたので近づきすぎず、でも身を乗り出して興味深々の様子で観察を続け、紙コップで試飲をしました。
この紅茶の味が好き!緑茶のほうが美味しい!など5年生になると好みもはっきりしてくるようです。そのあとは、茶器の名称や使い方の説明を聞き、全員が3煎まで淹れることにより茶器に全児童が触れられました。
一煎目・二煎目・三煎目どの味が好きかどんなところが好きかを確認しました。
説明した内容が、目や鼻、舌で感じた事とリンクし、茶器の名称なども配布プリントに少しでも言葉にして記入出来たことで、
ご家庭に持ち帰ったプリントが茶の間の話題に上がることでより、お茶を飲む環境が増えれば良いなと思いました。
3種類のお茶の葉が開くまでを児童も一緒にカウントしスタッフとも一体感が生まれ、やはり人と人との間はお茶の葉が取り持つと
感じました。担当の栄養教諭の先生から昨年の5年生が6年生に進級してもお茶を淹れてるよと、何人かの児童から話掛けられる事が
嬉しいとこちらにとっても、とても嬉しいお話がありました。
(写真:吉坂 文責:野口)