【活動報告】アリット子供お茶大学

【活動報告】アリット子供お茶大学

場所:入間市博物館 ALIT 学習室
日時:平成28年7月29日(金)13:30~15:30
参加申込人数:子供16名+大人9名 計25名(当日1名欠席有)
講師スタッフ:5名

今年も、入間市博物館の「夏休みアリット子供お茶大学7/28~7/30」の開催に伴い、埼玉県支部にもまた講習会のご依頼を頂き、今年は「お茶をあじわおう!」というテーマで行いました。
小学校1年から6年生までの子供達と、3年生以下は保護者同伴が条件なのでお母様やお婆さまも参加され、年齢層の広い活気のある講習会となりました。

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まずは、基本のお茶の淹れ方実習、そして湯温の調整の仕方や廻し注ぎを覚えた後は、お茶を淹れる湯の温度によって「香り」「色」「味」がどのように変わるのか、冷水、50度、90度の3種類の湯温で実験を行いました。
あえてこちらからはこうなるはず、という結果的なものは提示せず、子供達に自ら考え、感じ取ってもらう事に重点を置きました。
ビーカーで湯量を量ったり、温度計で温度を量って淹れたお茶の、さまざまな違いに感嘆する子供達の表情は楽しそうで、また真剣そのもの。
各自感じ取った事をメモにとり、発表してもらった結果は、ほぼこちらの予想通りのものでしたが、「おいしい」と感じる湯の温度は人によって違うんだ、またあらかじめペットボトルに作っていた水出し茶の試飲も行ったので、冷水を使っても淹れ方次第で美味しく飲めるんだ、という事を十分理解してもらえたのではないかと思います。

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今回は「あじわう」というテーマなので、他にも麺つゆやマヨネーズをかけて茶殻を食べてみてもらったり、茶葉を使ったご飯、ドレッシング、ゼリーの3品の作り方と試食を実施、どれも大好評でした。
特に、ペットボトルでシャカシャカ振って作ったドレッシングは、子供達も楽しみながら作っていて、「こんなに簡単なら家で作ってみようね」と親子の会話が聞こえてきて企画した甲斐を感じました。

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盛り沢山の内容で2時間で収まるのか心配はありましたが、アリットの方々のご協力もあり、無事時間内で余裕をもって終了出来ました。
講習が終わっても料理の事など熱心に講師に質問されていた親御さんも見受けられ、有意義な講習会になったようです。
子供達も今日の事を夏休みの自由研究課題として意気揚々と発表してくれるといいですね。

(文責:今井、写真:川口)

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