活動報告「県産茶を通じたお茶育授業」⑭9/12(火)川越市立月越小学校

活動報告「県産茶を通じたお茶育授業」

⑭9/12(火)川越市立月越小学校
対象:5年生2クラス合同 合計59名(総合、授業参観)
担当チーフ・講師:安藤  サブ講師:今井
スタッフ:西澤、早苗、野口、松下

「国際人になろう」というテーマで年間の総合学習を進めている中の一コマに、国際人になるために日本の文化を知りましょう、ということでお茶の授業を選んでくださいました。
その為、講義はお茶の歴史、文化(地域を含む)を希望されました。
申込み時は講義だけでしたが事前打ち合わせで、お茶を淹れることは「おもてなし」の文化に当たるということで実習も行うことになりました。
当日は授業参観でしかも1、2組合同であったので59人の児童、その保護者、スタッフ(6人)担任の先生、校長先生、他見学の教員など多人数での授業となりました。
授業は被服室、準備と片付けは隣の調理室を使用しました。この2教室はバリアフリーでつながっているため、出入りの導線がうまくいきました。
先生方が予鈴前に児童を連れてきてくださり、予鈴にはテキストに名前が記入できるなど、また校長先生の参加、撮影など学校の協力のおかげで予定の内容を時間内に行なうことができました。
まず初めに「お茶とは?和食と地産地消、茶の花当て、中国からお茶が来たこと」などをクイズを通してお話しました。その後、日本地図➡埼玉県地図➡川越市の地図と進めて、お茶の産地や、地理、歴史、史跡の紹介をしました。次に、時代ごとに変化するお茶、社会科で出てくる歴史上の人物紹介、お茶の色(茶色?緑色?)などのクイズをして実習で淹れるお茶につなげました。(約15分)
その後、お茶の淹れ方のデモをしました。2クラス合同だと見えにくいので、教室の前と後ろでクラス別にデモを見てもらいました。初の2セットデモでしたが同じ時間にデモを終了し2クラス同時にお茶の淹れ方の実習に入ることができました。(約10分)
実習では、スタッフが2テーブル(3人班を4組)を担当するので少し大変でしたが、児童は興味深く一生懸命取り組んでいました。(約15分)
最後に「美味しかったのは、一煎め、二煎めのどちら?」という問いに「両方美味しかった」の声があちこちからあがり「この授業で何か新しいことを学べたという人?」という問いには全員が元気よく手を挙げてくれてホッとしました。(約5分)
駆け足の授業でしたのでテキストや修了証を保護者の方と一緒に見ていただくよう先生方にお願いしました。これからのきっかけづくりになればと思います。

 

(文責:安藤、写真:今井)

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