活動報告「県産茶を通じたお茶育授業」
⑱1/23(水)久喜市立久喜北小学校
対象:5年生1クラス 計39人(2人欠席)
授業内容:「狭山茶について」「淹れ方」「飲み比べ」
活用科目:家庭科
チーフ・講師:森田
スタッフ:今井、安井
久喜北小学校の5年生は1クラスしかないが41名(当日39名)と少し人数が多めでした。
打ち合わせの際、家庭科担当の先生から、座学より実習に向いている児童が多い、と聞いていたこともあり、人数を二つに分け、淹れ方実習と飲み比べを同時進行の授業を実施。
まずはテキストに沿ってお茶の花からお茶はツバキ科ということ。
製造の工程の最初に蒸す、すぐに蒸さないと色が変わってしまうこと。
埼玉のお茶は狭山茶で産地としては北に位置していること、など基本を聞いてもらいました。
そのあと淹れ方と飲み比べに分かれました。
淹れ方実習では、説明しながらあとをついてそのまま淹れてもらうことに。
説明しながらだと廻し注ぎや最後の一滴などがきちんと伝えられず悔いが残ります。
飲み比べは、ウーロン茶、紅茶、焙じ茶、茎茶、粉茶。
製造工程の最初は「蒸す」という話から、すぐに蒸して発酵をとめると緑色のお茶。
発酵したお茶は茶色、でも焙じ茶は違う。ということでこの五種を選びました。
急須の保有率は13名、そのうち一週間に一回以上お茶を飲んでいるは8名。
授業最後に、また家でも飲みたいか、と聞いたところ、飲みたいが急須が無いという声も聞かれました。
飲み比べの感想も他の学校より細かく書いていて、淹れ方実習ももっと集中させて、すべてきちんと伝えられたらよかったと思いました。
(文責:森田 写真:今井)