【活動報告】2020年度食育(2校目) 久喜市立鷲宮小学校

2020年度食育(2校目)
久喜市立鷲宮小学校

●実施日2020年(令和2年)10月8日(木)
3時間目(10時40分~11時25分)5年2組(23名)
4時間目(11時35分~12時20分)5年1組(24名)

●スタッフ:安藤 十文字 降旗 安井

●配布物冊子「お茶にしようよ」リーフレット「今日から君はお茶の達人」

●当日の様子お茶かなクイズ(お茶って何?)から始め、お茶の生産地や、お茶の概要を説明した後に、学校からの希望のお茶の成分と効能についての話をしました。
問いかけに元気よく手を挙げたり、答えてくれて熱心に集中して取り組んでくれました。

後半は道具と淹れ方のポイントを説明して実習へ。
通常、前に集まって行うデモは、密集をさけるということで、各班に一人ずつスタッフがついてデモンストレーションを行いました。その後、児童が順にお茶を淹れて試飲しました。試飲については学校の要望があったので、コロナ対策として共用で使う道具を児童が変わるたびに消毒をしてすすめました。

近くでデモをやったためか、のみこみがよく、手順通りにできました。
急須も蓋もかなりの子どもが上手に持てていたようです。
スタッフ側も一人ひと班だったので目配りができ、児童との信頼関係も築けたように思いました。コロナ対策での対応でしたが、逆によかったと思います。

最後にリーフレットに記入をして本日の復習をし、感想や質問などを受けて終了しました。

(児童の感想や意見)
好きなお茶をきいてみたところ大体同数に分かれました。

  • 一煎目が好き甘い、旨いのが好き
  • 二煎目が好き濃いほうが、渋苦が好き
  • 三煎目が好きさっぱりしている、飲みやすい
  • 全部美味しかったという子も。
  • いい香りがする、カテキンを感じた。うま味、甘味を感じた。
  • だんだんお茶の温度が熱くなってきて、味も色の濃くなった。

実際の味と成分を関連づける児童もいました。
思ったより簡単だった。家で家族に淹れてあげたい。と言う感想や、お茶の葉の料理の質問がありました。

2限目は1限目よりお湯の温度が低くなったためか1煎目の旨味を感じた児童が多かったです。
先生からは、「児童がとても喜んでいた、お茶がとても美味しい、勉強になった」との感想をいただきました。
実際に試飲をしたので、成分とお茶の味がむすびついたり、自分で淹れたという自信につながったように思います。
お茶について興味を持ってくれたので大変うれしい気持ちでスタッフ一同帰路につきました。

(写真・文:安藤茂美)

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