【活動報告】「新品種おくはるか呈茶(大宮公園)」
【日時】2014年4月5日 10時~13時(14時予定) *定員に達したため早期終了
【場所】県営大宮公園
【スタッフ】4名
【内容】
今回、大宮公園を会場とした呈茶は初の試みとなります。
埼玉県で育成されたばかりの『新品種おくはるかのPR』に重点を置くとともに、桜の名所としても有名な大宮公園内において、県内外からの多くのお花見客に『品種の持つお茶の新しい魅力』、『おいしいお茶の淹れ方インストラクション』を行いました。
おくはるかは、昨年度出願公表されたばかりの新品種です。
特徴は、なんといっても「桜葉のような香気」にあります。当日試飲した皆さんは、口々に“素敵な香りがする” “美味しい” “花見に合う” “発売を楽しみにしているわ” と仰っていたのが印象的でした。
また、この品種は消費者ニーズの香気を持っていること以外にも、従来品種になかった極晩生+強い耐寒性という特徴も併せ持ちます。摘採作業労力の平準化や荒茶工場稼働率の向上、寒冷地における寒害および晩霜害対策品種としても最適です。
まさに「生産者」「消費者」双方にメリットのある品種であり、埼玉県で育成されたことも併せて、今後の普及とその特徴を生かした新規茶需要の創出への貢献が期待されます。
不慣れな会場でしたが天候にも恵まれ、予定していた約350杯があっという間に終了となりました。多くの来場者の方々に呈茶ができたことに加え、インストラクションに参加されたお客様からにも、十分な時間がとれたので丁寧な対応ができました。
今後も、「新品種の普及、狭山茶の発展」に繋がる活動を継続して取り組んでまいりたいと思います。
(担当 川口)