活動報告「県産茶を通じたお茶育授業」
	⑨6/26 草加市新田小学校
	対象:5年生3クラス 84名人 (家庭科)
	授業内容:「お茶ってなぁに」「生活に役立つお茶」「お茶の淹れ方」「お茶を使った料理」【茶殻のみたらし(餅焼き)】
	担当チーフ:安藤
	スタッフ:龍、佐藤、高橋、今井
	「飲むだけではなく、生活に役立つお茶ということを教えてほしい」という要望から、昔から家で行われている『お茶を焙じて消臭する』という話をすることにし、実習は希望された『茶殻を使った料理』をいたしました。
	まずクイズや、日本地図・埼玉県の地図を使っての地産地消の話、そして急須の話をしました。
	緑茶は「摘んですぐ蒸す」という場面では、蒸すというイメージを想像してもらうため、知っている蒸し料理を挙げてもらい、和食の重要な調理法でもあることを伝えました。
	この間、スタッフ1名にフライパンに緑茶をいれて焙じてもらいました。児童には香りを確認してもらい、消臭の話をしました。
	次に、後半の茶殻の料理を作るためには茶殻を作らねばなりません。淹れ方は以前の授業でやりましたとのことでしたので、デモンストレーションの後、各テーブルごとに復習として一煎目と二煎目を合わせてもらい、飲むお茶を各テーブルで準備しました。
	その後は料理の実習です。日本伝統のみたらし餡を応用しました。1つのコンロではフライパンで餅を焼き、別のコンロで「みたらし」を作って先ほどの茶殻を加えて混ぜます。焼けた餅に付けながら、またはかけて、試食の始まりです。しかしながら、みんな、
	「おいしいのかな~」と半信半疑。お皿の端にちょっとだけ、茶殻のみたらしを置きました。
	試食が始まると、お皿をぺろぺろとなめるやら、おかわりしたい!、レシピがほしい、家でも作ってみたいと大絶賛。お茶も上手くはいったようで、ほとんどの子が飲み干しました。
	レシピについては、家庭でもう1度作れるように準備をしており、担任の先生に人数分をお渡ししました。
	児童の美味しかったよの顔は、淹れ方だけでなく食べることでもお茶の魅力を伝えられたのではと思います。また生活の中での使い方も、驚きがあったようですので香りと共に心に残ってくれたらな~と思いました。
	 
  
 
	 
	
	(文責:安藤、写真:今井)